TLS(ワタクシ的最終日)


気が付いたら3月になってて…5日も過ぎてて…。


私的じゃなくてもTLSの千秋楽は近付いてて。
あげく吾郎ちゃんの舞台も始まってるし!!*1


なんだか毎日、面白いくらいいろんな事が起きてて
いろんな意味で忙しい…(≧ε≦;)
PC大好き!ネット大好き!なヲタク人間の私がPCを開かない日の方が多いくらい。
でもやっぱり、どうしてもこの3回目の舞台観劇日記だけは残しておきたいなーと。


確実に退化していってる私の脳内HDDを無理矢理再生させて書いてますので
実際とは微妙に違ってる箇所はあるとは思いますが。








3回目ともなると、帰り道はさすがに頭の中に慎吾の歌がグルグル♪♪♪
「はじめま〜して。はじめま〜して。ボクの名前はターロウ。
好きな食べ物は〜〜〜そーめん!」だの
「1.2.3.4・5・6〜7・8・9・10〜♪」だの
「ご注文をくりかえーさせていただきますっ。
チーズバーガー1つとポテトのLとナゲットの5個入りと〜」だの*2
「What a びゅてぃほー なーいっ(と)」だの
もちろんテーマ曲でもある「TALK LIKE SINGING」も。
思わず口ずさみたくなっちゃう楽しい曲ばっかり。
この舞台がDVDになれば…と儚い夢ももちろん持っちゃうのですが
無理ならばせめてサントラだけでも!!と願わずにはいられません。
落ち込んだ時とかに聴きたいですもん。
あとアメリカ50州を全部歌うあの歌とか。
ちゃんと聴いてみたいー。




前の2回目に比べて泣き度は少なかったように思えるんですが
最初にDr.DYSONの助手として3人が出てきて
「We will do our BEST」って無表情で言うところ。
本当は笑っちゃうとこなんだけど
「今日で(私は)最後」と思うとなんか泣けてきて。
あ。
大村先生だからダイソン。
大村(オオムラを音読み?してダイソン)=DYSONなんですね。
あー。そういうことか。って3回目にしてやっと気付いた私。
鈍いわー。


小学校時代のターロウはどう見ても昨年末『いいとも特大号』で慎吾がやった
せーしろーくんにしか見えなくて、ちょいと気持ち悪い。
しかも半パンから出てる足はおそろしく逞しいし(笑)
でも、地面にしゃがんで蟻を食べてる姿がほんとかわいくて
きっと実際の小学校時代もこんなんだったんだろうなぁとか思うと
やっぱり思わず微笑んじゃいました。


慎吾はターロウを演じてる研究所の助手っていう設定なんだけど
慎吾の演技にどんどん引き込まれていく内にそういう事は忘れちゃうんですよね。
でもバーガーSHOPの店員やってる時に
ターロウと店長での接客にかかる時間を計るとことか
「僕はただ、歌ってるだけなのに
僕はただ、話してるだけなのに
どうして皆、僕の事、どうして変な目で見るのだろう
どうしてみんな、僕の事、どうして嫌いになるのだろう」
と<社会不適合者>の歌を悲しそうに歌ってる時に
DYSONが「ストーップ!」って止めに入るとことか
ニモイ先生とターロウが一緒に帰るシーンでも
イイところで「NYの皆さんは一体何を言ってるのか全く分からなかったでしょう。
ココからはもう1度英語でお届けします…アクション!」と言って
脱いだ服をもう1度着て同じシーンを英語ver.でやらせるとことか*3
そういうシーンでいちいち「あっ。助手っていう設定だった」とか
「これはミュージカルの中の寸劇だ」って思い出すことに。
そういう境目とか
どこまでが台詞でどこまでがアドリブなのか分からないっていう境目とか
その絶妙具合がまさに三谷さんワールド。
スゴイです。本当…。


私が1番グッときちゃったシーンが
世間から姿を消してしまってパントマイムをやってるターロウに
DYSON博士とニモイ先生が「ターロウでしょ?」と何回も聞いても
「ターロウじゃない」と言い続けてるんだけど
2人が必死に歌で問いかける声についに我慢出来ず
カブリモノをとって「はじめまして〜」とターロウが歌いだすシーン。
なんだろな…?
なんかウルッときちゃいました。
やっぱり慎吾は慎吾であってほしい。
しょんぼりしてうつむいてる慎吾よりも
大きな口開けて笑ってる慎吾が大好きだから…
そういう気持ちとリンクしちゃったのかも。
そして。
夜の公園で「どうしてあなたの歌は素晴らしいの?」と聞くニモイ先生に
「素晴らしいのは僕の歌じゃない。この世界」*4と歌うターロウ。
小西さんが慎吾のキーに合わせて、全てF:で書いてくれたらしく。
だから本当に無理なく歌ってるんですよね。慎吾が。
「(in this)WORLD」の声の伸びなんて最高でしたもん。
本当にこの世界は素晴らしい。
慎吾やターロウにまたいろいろ教わった瞬間でした。


逆に1番の爆笑シーンは
歌わずに50音を言わそうとするニモイ先生とターロウのやりとり。
ほんとにほんとに最高!!
「あなたは出来る子、あなたは出来る子、あなたは出来る子…」
と呪文のように言い続け
一文字言えるごとに
「はいっ」「イイよっ」「そうです」「かっこいーよっ」「その調子っ」と
一本調子で励ます(?)ニモイ先生。
ターロウはターロウで歌にならないように精一杯我慢して
オーバーリアクションしながら一文字ずつ言う姿がめちゃくちゃかわいくて。
結局最後には歌ってしまって、自分を責めるターロウに
「腕は悪くない」「顎も悪くない」とまたもやニモイ先生特有の一本調子で励まして
あげくの果てにニモイ先生の顎のせいにしようとしたターロウに
「私の顎は関係ないっ」と真面目にビシッって言う姿。
大爆笑でした。


そーいえばBROTHERって後半しか出てこなかったんですよねー。
キョーレツなインパクトとすごい存在感だったので
ずっと出てたような錯覚でしたが。
BROTHERがニモイ先生に
「みんなアイツを変わってるっていうけど
この世の中に変わってないヤツなんているのか?」と問いただすシーン。
心に残る言葉…。
見た目だけで言ったらBROTHERの方がよっぽど変わってましたしね。
本当、人間のどこを見て「普通」「変わってる」というのか…
すごく深い言葉だなぁって思いました。


最後。
ターロウの頭の中にいたミュージシャンがDYSON博士に乗り移ったのか
最初から全て…ミュージシャンの存在やターロウそのものに関しても
DYSON博士の勝手な妄想なのか。
私、結末がよく理解出来なかったんですけどー(´・ω・`)
でもまぁいっか。
最後にはみんな楽しそうに歌ってたし♪♪


そうそう!
やっぱり慎吾は笑顔で歌ってる姿が1番イイです。




キャスター付きの椅子に乗って滑り出てきたり
催眠術をかけられる時には白目むいてぶさいくな顔したり
満面の笑みで踊り歌う慎吾には
ほんとにかわいくてきゅんとくるし
DYSON博士がターロウの頭の中のミュージシャンを1人ずつ抹殺していって
1人ぼっちになってしまい
不安そうにタンバリンをたたく表情や
ニモイ先生がいなくなっちゃった時もそうだったし
学会のシーンに戻ってスーツ姿*5でターロウ本人として出てきて
「もう誰も変な目で僕を見ない。DYSON博士のおかげで僕は幸せです」
と言いながらも寂しそうな表情の慎吾見てたらこっちまで悲しくなって
またきゅんときちゃうし…。
慎吾の魅力満載の2時間★




とにかく全編、どこでもどんな状況でも歌い出しちゃうターロウに
最初は迷惑したり否定的だった周りの人達も結局つられて歌っちゃう。
どんな時でも慎吾が笑ってるとこっちまで笑顔になっちゃう…
やっぱりターロウは慎吾で慎吾はターロウで。
慎吾を心から愛してくれて、理解してくれる三谷さんが書いてくれた作品だからこそ
慎吾らしさとか慎吾の良さが最大限に生かされてた…
ミュージカルは全然分からない私ですが、すごく良い舞台だったと思う。
こんなに素晴らしい舞台を慎吾のために作ってくれた
三谷さんや小西さんはじめ、スタッフの皆さんには感謝してもしきれません。




そして川平さんがいなければNY公演は決して成り立たなかったこと
(英語を流暢に話しながらお客さんから笑いを取り、タップダンスをやり
大玉に乗りながら首にわっかをはめられる人なんてそうそういないと思うー)
堀内さんのかわいらしさと素晴らしい歌唱力
(ターロウをいろんな国の言葉を使って探すシーンなんて大爆笑(≧▽≦)!!
あのちっちゃい体全部を使って歌い踊る姿に感服!同世代として尊敬です。
あと、ターロウの治療してる時とかDYSON博士と言い争う時とかのテンポ感!
たまらんかった〜)
新納くんのどんな役でもさらっとこなしちゃう演技力
(時にはおねぇキャラのバーガーSHOPの店長
時には博士に悪態つく助手…催眠術はターロウの先にかかって倒れちゃうし
時には唯一のターロウの理解者・BROTHER…
あと「wait!wait!ちょっとwait!!」とか「it's me-!!」とかまさしく明言でしたよー)
うまく書けなくて申し訳ないんだけど
素晴らしい3人の共演者にも心から感動したし
カーテンコールでは慎吾だけじゃなく、共演者の3人の方々や
そしてまさか演技までさせられるとは最初思ってなかっただろう
ミュージシャンの皆さんにも
私なりに精一杯拍手を送ったつもりです。




ミュージカルとともにブログも終了。
分かってたことだし寂しくないと言えばウソになるけど
この数ヶ月だけでも読みにくい変換をさんざんやりながらもかわいさ満載♪
忙しい中でいろんな日常を伝えてくれた慎吾には本当感謝してるし
慎吾はいつも前を向いてるから。
ブログでもちょっと触れてたけど
次のお仕事や新曲・ライブ…(切望!!)に向けてまた歩き出してる慎吾に
置いてかれないように
私も立ち止まってないで頑張ってついていかなきゃ!!


たくさんの愛と感動と幸せをありがとう♪♪






また長々と書いちゃいましたが。
全然、書き足りない気分です(・∀・;)
でもいい加減、まとまりつかないのでTLS日記はとりあえず終了。
もっと行きたかった気持ちにキリはないけど
充分!満足してます!!
ただ1つ…
どーしても心残りなのは
ワタクシ的最終日の愛しの愛しの孫・剛がいたというのに全く気付かなかった事…。
帰りの羽田空港でもまだ悲しみに打ちひしがれてましたよ。
はぁ…。
どーしてこう、いつも残念な女なのかなー。私…。

*1:油断してたばっかりに1公演も取れなかったおバカ者。1つの事に夢中になると他の事を見失う性格がそのまま災いした結果

*2:「コーラはダイエットコーラ」っていうのがなんだかカロリーを気にする女の子の気持ちを掴んでてかわいーっていうか。でも結局アップルパイも追加しちゃうんだけどね

*3:蛙の効果音は英語ver.の時しか入らないってのもなかなかニクイ演出だなー

*4:歌詞は英語です

*5:相変わらずはちきれそうなボタンにはドキドキ/苦笑